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サントリー文化財団研究助成「学問の未来を拓く」2024年度採択課題
研究成果報告会
「大正・昭和の音とデザイン ーレコードにおける宣伝と販売とは!?ー」
概 要
SPレコードの「顔」といわれるもののひとつにレコード袋(スリーブ)があります。紙製で劣化や散逸のため、これまであまり研究対象とされてこなかった資料ですが、まとまったコレクションの発見をきっかけに、レコード会社ごとの特徴や時代を象徴した意匠など、たいへん興味深い事柄が明らかとなりました。
昨年度は関西・名古屋のレコード会社に焦点をあてましたが、今年度は東京のレコード会社を中心に、デザインの変遷や宣伝・販売のための工夫など幅広い話題を扱います。またスリーブや販売促進グッズのミニ展示コーナーを設けるほか、蓄音機でのレコード再生も行います。
プログラム
◎スリーブ資料の紹介-整理と分類からみえてきたもの-
大久保真利子(九州大学総合研究博物館 専門研究員)
◎大仏とビリケン-レコード会社の商標とキャラクターをめぐって-
京谷啓徳 (学習院大学文学部 教授)
◎富士山印・東京蓄音器の演劇レコード
大西秀紀 (京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター 客員研究員)
◎関東の地域レーベルが記録したもの-演芸レコードを例として-
毛利眞人 (京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター 客員研究員・音楽評論家)
◎レコード今昔物語
八日市屋典之 (金沢蓄音器館 館長)
日時
2025年7月21日(月・祝)13:00~
場所
京都市立芸術大学 伝音セミナールーム(京都市下京区下之町57-1 A棟1階)
定員
会場50名、オンライン50名 ※Zoom配信
申込方法
下記フォームより必ず事前にお申し込みください。下記フォームより必ず事前にお申し込みください。
※対面とオンラインでの開催となります。
申込み期間
2025年7月18日(金)まで
参加費
無料
