シンポジウム開催のお知らせ

※終了しました

放送文化基金助成研究報告シンポジウム

「ラジオ放送とレコードの関わり~戦時下の音の記録・AK盤~」

概 要

 2025年でラジオ放送の開始から100年になります。ラジオ放送は最初期からレコード(SPレコード)との関わりが深いメディアでした。とくに放送技術が向上した1940年代になると市販のレコードだけでなく、実況中継を録音したレコードや放送のためだけに企画制作されたレコードなど、ラジオ放送に特化した録音もさかんに用いられました。たとえば大臣の演説や戦地の実況録音、放送のコールサイン、再放送用の音源、海外向けの多言語レコードなど、多種多様な放送用録音がSPレコードに残されており、それらは「AK盤」と呼ばれています。

 今回のシンポジウムではAK盤にどのような音が残されているのか、またAK盤がどのように実際の放送に役立てられたかを紹介するとともに、今後音資料を利活用するうえで重要となるアーカイブ化などについても考えます。

プログラム

◎歴史的音源所蔵機関ネットワークによるAK盤の研究

 大久保真利子(九州大学総合研究博物館専門研究員)

◎コロムビアにおけるAK盤音源とレコード化について

 斉藤徹(日本コロムビア(株) A&C本部 スタジオ技術部 マネージャー アーカイビング担当)

◎時局とAK盤―放送100年にむけて―

 夫馬直実(NHKプロジェクトセンター  NHKスペシャル班 ディレクター)

◎ラジオ欄に見るレコード使用放送の変遷

 毛利眞人(音楽評論家)

◎歴史的音源所蔵機関ネットワークによる
 AK盤の研究

 大久保真利子
(九州大学総合研究博物館専門研究員)

◎コロムビアにおけるAK盤音源と
 レコード化について

 斉藤徹(日本コロムビア(株) A&C本部 スタジオ技術部 マネージャー アーカイビング担当)

◎時局とAK盤―放送100年にむけて―
 夫馬直実(NHKプロジェクトセンター 
 NHKスペシャル班 ディレクター)

◎ラジオ欄に見るレコード使用放送の変遷
 毛利眞人(音楽評論家)

日        時

 2023年2月18日(土)14:00~16:30

2023年2月18日(土)14:00~16:30

参 加 方 法

      ①対面(九州大学総合研究博物館 310教室) 

        ②オンライン(Zoom もしくは YouTube )

①対面(九州大学総合研究博物館 310教室) 

②オンライン(Zoom もしくは YouTube )

申込み方法

 下記フォームより必ず事前にお申し込みください。

下記フォームより必ず事前にお申し込みください。

※個人で申し込みをお願いいたします(複数人での申し込みはできません)。
※定員(対面30名、オンライン70名)になり次第、締め切らせていただきます。
※オンライン参加の方には、2月10日以降にミーティングコードなどをお送りいたします。

申込み期間:

 2023年1月16日(月)~ 2月10日(金)

参    加    費

 無料

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